2009年6月 1日
アンデスのフォルクローレ
ボリビア・ペルー・エクアドルなどアンデス諸国は、先住民の人口が多く、音楽にも先住民の要素が強く残っている。ただし、現在世界的によく知られている「アンデスのフォルクローレ」は、先住民の伝統音楽そのものではなく、それとスペイン系の音楽的伝統を融合して比較的最近(おそらく1950年代)完成した新しい音楽である。また、日本には当初商業的活動としてアルゼンチン経由で入ってきたという経緯があるため、1970年代を代表すると日本で見られている多くの演奏者が実はアルゼンチン出身が多い。しかし、実際にはアンデス周辺の地域がフォルクローレ音楽の本拠地と目され、もっとも高い人気を得ているのはボリビアである。
演奏は、スペイン系の起源を保つ弦楽器(ギター・チャランゴ・マンドリン・バイオリン・アルパなど)と、先住民系の起源をもつ管楽器(ケーナ・サンポーニャ・ロンダドールなど)、両者に起源をもつ打楽器(もっとも一般的に使われるボンボはスペイン起源だとされる)のアンサンブルによって行われる。また、曲も、1拍子または2拍子のリズムとドレミソラの5音音階(ペンタトニック)を基本とする先住民系の旋律(ワイニョ/ワイノ・トナーダなど)、6/8拍子のリズムを基本とするスペイン系の旋律(クエッカ・バイレシート・カルナバルなど)双方が取り入れられている。最近は、従来の伝統にこだわらない新しい発想による曲も数多く発表されている。伝統的な曲としては、ペルーの「コンドルは飛んでいく(El condor pasa)」やアルゼンチンの「ウマウアケーニョ」が代表曲として知られている。
国によって曲調やリズム、楽器に多少の違いがある。例えばチャランゴはボリビアでもっとも盛んで、ペルーでも使われるが、エクアドルではあまり使われない。逆にロンダドールはエクアドルに独特の楽器で、またアルパはアンデス諸国の中ではペルーでもっとも盛んで、ボリビアやエクアドルではあまり使われない、などである。ただし、現在ではペルーやエクアドルにもボリビア風のフォルクローレを演奏するグループが数多く存在する。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
フォルクローレの演奏について大変興味があります。
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